ロードバイク初心者がロードバイクを買うにあたっての注意点

ロードバイク

ロードバイクの買い方

これからロードバイクを始めようと思っている人の参考になればと思い、この記事を書きました。
この記事を読めば、一台目を購入するために必要なことが全て分かる、ということを心がけたので、めちゃくちゃ長い記事になっていますので、分割してお届けしていきます。

まずはちょっと自己紹介をがてら、僕の経緯を説明しますね。
僕は友人に勧められてロードバイクに興味を持ちました。
40代になり、運動しようにもランニングは辛いし膝が痛くなる笑
本当はフットサルや野球やテニスなどの集団スポーツが好きなのですが、
人数を集めるのも大変だし、その辺のチームに入るほどの気力もない、
なにより、ふとやりたいと思った時に気軽にはできませんよね。

ジム通いの筋トレも、ジムに入会して10年で10回も行かないくらい、続いていません笑

そんな僕の健康状態を見かねた友人が、
ロードバイクなら膝の負担が少ないし、有酸素と無酸素を両方できるし、
一人でもできるし、集まることもできる、
と、勧めてくれたのがきっかけでした。

そこから購入まで、およそ2ヶ月。
色々と調べて、ある一台を購入するに至りました。

DEROSA PLANET 2015モデル

10年落ちの車体ですが状態も良く、問題なく動いています。
購入して2ヶ月が経ち、今の所は日々乗り続けていますので、
車体を気に入ったというのは大きかったんじゃないかなと思います。

ただ、購入したロードバイクに後悔や不満はないのですが、
もっとこうしておけばよかった、あぁしておけばよかった、
という思いも色々と湧き出てきましたので、
どういった点に注意してロードバイクを始めればいいのか、
僕なりのまとめをお伝えできたらなと思います。

予算はロードバイク本体だけではない!

まずは予算を決めるというのはとても大事です。
僕の場合は既にロードに乗っている友人からのアドバイスを受けることができましたので
それに従いまして、予算を15万円前後に設定しました

中古で15万円前後=新車時に30~35万円前後で販売されていた完成車

を、買うという予算感に決めました。

新車でも15万円出せば購入できる車体はありますので、
そちらも候補から外すわけではなかったのですが、
中古でも良いのでグレードの高い車体が欲しかったため、そのように決めました。
(グレード等の選び方についても後述します)

そして、15万円前後の車体を購入したのですが、
ロードバイクをスタートするには、車体に加えて購入しないといけない物がたくさんあります。

これらについては、後の項目でまとめますが、
どこまで揃えるかによりますが、おおよそ3~5万円は別でかかると考えてください。

そのため、本当に予算が15万円ならば、車体は10~12万円程度に抑えないといけないことになります。
特に、ご結婚されていてお相手の顔色をうかがわないといけない立場の方などは、
ここの予算感を勘違いされると後で大変なことになりますので、要注意です笑

ちなみに、僕は割と形から入るタイプでして、車体購入前に色々と揃えてしまい、
無駄にしてしまった物がとても多かったです。
(結局、15万の車体に加えて1ヶ月で15万円くらい物品を買ってしまい、
 なら30万の車体買えたやん・・となっています笑)

皆さまにはそういった失敗をして貰わぬよう、この記事で、はやる気持ちを抑えていただけたらと思います。

中古か新車か?

これはとても悩ましい問題だと思います。
しかし、予算を決めると共に、早い段階で8:2くらいでどちら、くらいは決めておいた方が良いです。

僕は中古で10年落ちの車体を購入しましたが、同じような購入方法を絶対的に勧めるかというと、そうではありません。

まず、中古で買うことの最大のデメリットは、
メンテナンスを自分でやらないといけない
ということです。

なぜかというと、他店や中古で買ったロードバイクをメンテナンスしてくれるお店はとても少ないためです。

自転車屋のあさひやサイクルスポットなどではメンテナンスはしてくれますが、
ロードバイクに特化した知識を持っている人は殆どいません。
パンク修理や、パーツ持ち込み料を払えばペダル交換やタイヤ交換くらいはやってくれますが、
ヘッドパーツ(ハンドルやステム周り)やクランク周り、ブレーキコンポなどは触りたがりません。
(実際に近所のあさひやサイクルスポットに問い合わせた結果としても、
 ロードバイクに特化した内容はあまり頼まれる想定をしていないと感じました)

それでも、東京や大阪ですと、個人ショップに持ち込んで対応して貰えることもありますので、そこはコミュ力次第という部分もあります。

僕がそれでも中古でいいやと思ったのは、
過去にオートバイに乗っていたり、車も自分でパーツ交換したりなど、機械がある程度好きであることと、
僕にロードを勧めてくれた友人が自分でフレームから組み上げられるくらいの知識と経験を持っていたからです。
更に言うと、その友人は中学からの同級生で、とても仲が良いということです。
困ったことがあれば、最悪は友人に対応して貰える、教えてもらえる、という安心がありました。

自分で触ろうという気持ちや経験があるなら、中古でもOKです。
頼れる人もなく機械に弱く自信が無いなら、新車を選んだ方が無難かなと思います。

新車とはいえ、何も触る気がないなら買わない方が良い

ただ、新車と言えど注意点があります。
自分で全く触らないというのは不可能です。
ロードバイクを買う以上、最低限のメンテナンスは自分でやるのが基本です。

ある範囲を超えた専門知識や工具が必要な内容はショップに任せるのもアリです。
例えば、ブレーキやシフト変更ワイヤーの交換やBBやクランク周りの交換など、
自分でやると結構メンドクサイこともあります。
そういったことをショップにやって貰いたいな、と思った時に、
整備が出来るショップで購入していればそこに任せることができる、
というのが整備ができるお店で新車をお勧めするという意図です。

全く自分で一ミリも触りたくないぞ、という人はロードバイクは向いていないと思います。

絶対にできないといけないこととして、
パンクは必ずするのでチューブ交換やパンク修理はできないといけないです。

くどいようですが、パンクは必ずします!!

どんなに気を付けていても、毎日タイヤのチェックをしていても、
チューブを月1で交換していたとしても、
運転するときに絶対にパンクをするような運転をしないように心がけていても、
パンクするときはします。

なので、クリンチャータイヤと呼ばれる、チューブを中に入れるタイプのタイヤであれば、
チューブ交換ができないといけないですし、
チューブレスタイヤであれば、パンク修理ができないといけないです。

他にも、チェーンの洗浄とチェーンルブ(チェーンオイル)によるチェーンメンテナンス。
あとは、前輪の脱着と後輪の脱着(チェーンをスプロケから外す戻す)はパンク修理のためにも必須ですし、
サドルの高さや前後位置の調整、ペダルの脱着や交換、ハンドルの傾き調整、ステムのスペーサー抜きの調整(ハンドルの高さ調整)、レバー位置の調整、 バーテープの交換、
このくらいは自分でできた方が良いです。

最低でも、パンク修理(のためにはタイヤ脱着は必須)とチェーンメンテナンスは必須です。
これらを聞いて、うーん、自信ないな、めんどくさそうだな、と思うのであれば、
ロードバイクは諦めたほうが良いです。

大変そうだな、でも、覚えてやってみたいぞ!
と、思うのであれば、今はできなくても、全く知識がなくても大丈夫です!

また後の項目で、準備すべきこと一覧としても挙げて、詳細も書きますね。

ここまでのまとめ

予算はロードバイク本体だけではなく、小物類でも3~5万円は見ておいた方が良い!
長くなるので別記事になりました
ロードバイク初心者向け 車体を買う際に同時に絶対に必要なもの

ロードバイクにメンテは付き物!
自信が無いなら整備もやっている店舗で新車を買った方が良い
整備済みの中古車を取り扱っているお店が近くにあるなら、それもアリ

お店に全部やって貰えると思う思考は危険!
ライド中にいずれ必ずパンクします
チェーンが外れることもあります
最低限、パンク修理とチェーンメンテナンスは自分でやらないとダメ!
そのための知識と技術は見に着けることが必須!

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