オフィスで意外とかかるコーヒー代を解決(?)した話

私はオフィスで仕事をしていると、1日平均でコーヒーを3本くらい飲みます。
コンビニで買って来たり自動販売機で買って来たりします。
社員たちも似たようなもので、コーヒーに限らずですが、1日に2~3本の缶やペットボトルの飲み物を購入しているようです。
月に20日勤務しているとして、全員合計で2万円~3万円がコーヒー代に消えているということになります。

私にも会社員だった時代があり、カカクコムにいた時はコーヒーなどの飲み物に恵まれていました。
お水・お湯・お茶・コーヒー・紅茶については飲み放題なのです。
ボタンを押すとジャーと出てくる機械もありましたが、ドリップする装置も置いてあり、ドリップの方が美味しく人気も高かったですね。
無料でもなるべくなら美味しいものが飲みたい、そんな人間心理ですね。

そんなことを思い出しながら缶コーヒーを飲んでいると、美味しくないものに1日に300円も500円も支払っているのがバカらしくなってきました。

ということで調べてみると、オフィスに置ける小型のコーヒーマシンレンタルがあるようです。
無料デモをやってくれるらしいので、早速申し込み、1週間程してデモ担当者がオフィスを訪問してくれました。
2種類のマシンを見せてくれて、実際にそのマシンで入れたコーヒーの試飲もさせてくれます。
1つは粉からコーヒーを入れるもので、もう1つはカプセルから抽出するものです。
粉タイプの方が1杯は安価ですが、カプセルタイプの方が風味が良いというのが特徴のようでした。

最初は、何で2台もあるんかいな。と思っていたのですが、
各々で出せる味が異なり、率直に両方あっても面白いものだな、と好意的な感想に落ち着きました。

私はもちろん、社員にも好評で、既にどの粉やカプセルを買うのかの相談を始めています。
どうやら私は社長であるのは確かなのですが、決定権は無いようです。

なんやかんやと私も乗り気(後日談ですが一番マシンを使っているのは私です)であり、
色々な味を試してみようと、たくさんの種類を注文しました。

ちなみに、専用のWebサイトで欲しい粉やカプセルを選択することで、決まった日に定期で配送してくれるそうです。
必ずしも毎月でなくてもよくて2ヶ月毎なども設定できます。
送料も無料ですし、定期便だと定価の10%オフなので、定期便はお得ですね。
必ず一番スタンダードな粉を1つは注文しなければいけないという縛りがありますが、数人で使っていれば逆に1ヶ月持つか持たないかくらいの量ですので問題ありません。

話を戻しまして、色々な味の粉やカプセルを注文した結果、第1回目の合計金額は1万1千円となりました。
この注文量でどのくらいの期間持つのか実際はまだ分かりませんが、カタログに書いてある抽出できる杯数を見ると、主に利用するのは3人くらいなので、1ヶ月は余裕で持ちそうです。

仮に1ヶ月で飲みきったとしても、これまでコーヒー代で3万円近くかかっていたところが1万1千円になり、更に缶コーヒーよりも美味しくなるというのは、前向きな節約と言えるのではないでしょうか。

私の思いとしては、毎月決して多くない報酬でがんばってくれている社員が、更に毎月数千円もコーヒー代で消費してしまうのは忍びないという気持ちで今回のコーヒーマシンの導入に踏み切りました。
そのため、美味しいコーヒーが無料で飲めるようになって嬉しい!という声が上がることは私としても非常に喜ばしいことです。

しかし、1つ、誤算がありました。
カプセルタイプの抽出マシンの方のお味が、思っていた以上に美味しく、どんどん進んでしまうのです。
特に、女性社員の希望で注文したティーラテの味を私が気に入ってしまい、半分以上私が消費してしまうという事態が発生したのです。

最初の注文から2週間で、早くも追加注文をするハメ(いや、自分で飲んだのですが)になってしまいました。
この注文でも1万円程の量を注文することになるのですが、逆に置く場所に困るくらいのストックになってしまいそうです。
なんで飲みきってない種類のやつも追加するのかな。

私も社員たちも、こういう時に歯止めが効きません。
でも、喜んでくれるならいいかな、と、今日も福利厚生費で仕訳を記帳するのであった。

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